空き家となってしまった実家をどうするか悩むところです。
空き家のまま所有していても、毎年固定資産税はかかるし、草刈りや修繕費などメンテナンス費用もかかります。何とかしたいのですが、思い出のある実家なので売却はしたくない。でも使い道も考えられない。
実は、最近話題の「空き家の0円有効活用」というものがあります。それは何なのでしょうか?
この記事では・・・
- 空き家を売らないで活用する方法?
- 空き家にお金を掛けずに収益化する方法?
- TVで話題の「空き家0円活用」とは?
- 「空き家0円活用」の利用方法?
を分かりやすく解説していきます。
兵庫県豊岡市の思い入れのある実家を売りたくない
「自分が幼少期に過ごした実家は売却したくない」こんな思いを持つ人が、実は半数以上もいるのです。
かと言って、空き家をそのまま放置していても、
- 毎年固定資産税が掛かる
- 家屋は通水・換気をしないとどんどん傷んでくる
- 台風のたびにヒヤヒヤする
- 不法侵入や不法投棄を心配しなければならない
- 雑草の手入れをしないと近隣トラブルになる
- 自然発火が怖い
- いずれリフォームか解体を迫られる
ざっと、こんなデメリットがありますから、放っておくのはおすすめ出来ません。
こんなにデメリットが
あるのですね
DIYであまりお金を掛けずにリフォームする?
自分でリフォームをする技術があれば、DIYで楽しみながら空き家をリノベーションすることが出来ます。ただ、自分でそんな技術を持っていればの話です。
リフォーム会社に依頼すれば、平均200万~600万円程度の費用が掛かりますが、DIYで自分でやればその半額以下で出来るでしょう。
また自治体によっては補助金を出してくれる地域もあるので、いちど自治体に問い合わせてみると良いでしょう。
リフォーム後は自分で空き家の活用をする必要がある
今、地方の空き家物件を安く借りたいという都会からの移住希望者が増えていますから、空き家を利益の出る賃貸物件にするには良いチャンスかも知れません。
ただ自分で全てやろうとすると・・・
- リフォーム費用が掛かる
- テナント募集は地元不動産業者と提携するため手数料がかかる
- 賃貸物件の空室リスク、家賃滞納などの対処が必要
- 物件管理・メンテナンスに費用がかかる
- 税務申告などすべて自分で行う必要がある
などの作業を自分でやる事になります。
これらが面倒と思う人には、あまりおすすめは出来ません。
TV番組で有名になった『空き家0円活用』って何?
ところで「空き家0円活用」って聞いたことはあるでしょうか?業界では「空き家0円ビジネス」といって、最近不動産業界で注目を浴びているビジネスです。「TVタックル」でも特集番組になりましたから、見た人も多いのでは?
所有する空き家を『空き家お助け本舗』に委託し、『空き家お助け本舗』が自社負担でリフォームをし、借手を見つけて賃貸契約をしてくれる。その家賃は『空き家お助け本舗』と分配する、というビジネスモデルです。
『空き家お助け本舗』はどんな会社?
常識で考えたら「そんなうまい話はない」と思いたくもなりますが、この新ビジネスは流行っています。
『空き家お助け本舗』を運営しているのは㈱sumicaという2019年創業の、正直それほど大きな組織ではありません。ただ、代表の木村元紀さんはメディア(TVタックル)にも取り上げられるほど、とても実直な人柄で、空き家お助け本舗のサービスにも真面目さがうかがえ好感が持てます。
より詳細は別記事に掲載していますので、そちらを参照してください。
ビジネスの流れ
この空き家を借受ける『空き家お助け本舗』が、リフォーム等の費用を全額負担して賃貸住宅等としてテナントを募り、入ってきた家賃収入を、空き家オーナーに配分するというビジネスの流れは以下の通りです、
- 『空き家お助け本舗』とサブリース契約を結ぶ
- 『空き家お助け本舗』がリフォーム等を全額負担する
- 『空き家お助け本舗』がテナントを募集し賃貸契約も交わす
- 家賃収入は『空き家お助け本舗』と分配する
このような流れとなります。
空き家0円活用の成功事例
『空き家お助け本舗』の実際の仕事ぶりを見てみましょう。(公式ページより)
シェア別荘、アトリエなど
いろいろな活用法があります♪
空き家0円活用のメリット・デメリット
『空き家お助け本舗』の空き家0円活用のメリットとデメリットを見てみます。
メリット | デメリット |
自己負担0円でリフォームできる | 『空き家お助け本舗』とサブリース契約を交わす必要がある |
ビジネスをすべて管理してもらうために、空室リスクや、家賃滞納のリスクを回避できる | 『空き家お助け本舗』と家賃収入を分配するために、利益を最大化できない |
面倒な賃貸管理はすべてお任せできる | 借り手を選べない、空き家持ち主側からの解約が簡単ではない |
空き家を「何もせずにただ所有」していると、固定資産税をはじめ、草刈りや家屋のメンテナンス費用が掛かります。しかし「空き家0円活用」を導入することで、自己負担金は0円で月々の収入も見込めるのであれば、メリットの方が圧倒的に大きくなります。
空き家お助け本舗のよくある質問Q&A
【Q1】地方の物件でも対応可能ですか?全国どこでも対応しております。ただし相談内容によっては対応できないケースもございますのでご了承ください。
【Q2】運用依頼できる物件は戸建ての一軒家に限られますか?マンションの1室でも大丈夫ですか?物件の種別は問いません。戸建て、区分マンション、店舗、倉庫、ホテル、工場、廃ビル、配慮感などどんなものでもまずはご相談ください。
【Q3】室内に家財道具が残っているのですが、処分も依頼できますか?依頼可能です。ただし、処分の範囲については物量によりケースバイケースとなります。
【Q4】再建築不可物件や違法建築でも大丈夫ですか?再建築不可・違法建築・借地物件も対応しております。
【Q5】建物がボロボロすぎて、とても使えそうにないと思うのですが依頼できますか?ご安心ください。基礎の補強工事を行い再生した事例や、雨漏り改修から実施する事例も数多くございます。施工、リノベーション、不動産のプロと連携し、プロ目線から建物の状況判断と再生可能性を検討しますので、まずはお問い合わせください。
まとめ|兵庫県豊岡市で実家を”0円有効活用”する方法
- 空き家になっている実家は、売りたくはないのですが、どうにかしたい
- 空き家ビジネスを考えているけれども、リフォームにお金は掛けられない
こんな悩みがあるのであれば、お金を掛けずに家賃収入が得られる「空き家0円活用」を考えてみたらどうでしょうか。
「無料相談」で確かめてみる価値は十分にあると思います。